抗凝固薬のリアルワールド

心房細動に対して
ワーファリンで7割は梗塞を予防できる 脳出血は倍になり人種差でとくにアジア人は15倍くらい
ワーファリン  ビタミンK拮抗(Ⅶ+Ⅹ+トロンビン阻害)
ダビガトラン  トロンビン阻害  100%腎排泄
その他のDOAC Ⅹa (テンエイ)阻害薬 30%腎排泄
コンプライアンス不良も含めワーファリンの効き目に変動のある人は飲まないほうがいいくらい。アスピリンには有効性なし。eGFR<50は出血が多い。
PCI時AF 一割合併 DAPTダプトまたはDOAC+抗血小板薬1剤でも出血リスクは高くなる
P2Y12i ピーツーワイツエルブインヒビター エフィエイト(クロピドグレルは不応者あり)
PT APTT 薬剤血中濃度の立ち上がりが速く半減期が短いため 図る意味がない 一応ブラザキサはAPTTそれ以外はPT  APTT 50秒越えだどちょっと長い
ワーファリン含む3剤より DOAC+P2Y12i 
STOP DAPTの方向へ 従来の12か月DAPTから1か月DAPTでも心血管死、AMI 有意差なし

出血すると凝固能が上がる
腎不全末期 超高齢者は抗凝固剤や抗血小板剤をあきらめることも
リクシアナ15mg 出血も梗塞も増えず 出血と梗塞の既往がある人等トライする意味あるかも
ベラパミルとDOACだめ
心房細動合併PCI DOAC+P2Y12i→ DOAC 単独のトライアル中
周術期抗凝固療法
アブレーション時、ワーファリンではヘパリンブリッジしていたが、ワーファリンでも継続のままがよい、DOACでは継続。またはダビガトランブリッジ。
ブリズマインドの中和作用は24時間 
ケインセトラ ビタミンKにより肝臓で産生されるⅡ、Ⅶ因子の補充 過凝固の問題あり。
低リスクでも一年後55%はDOAC継続。アブレーションで塞栓は半分に。