戦略的認知症診断

うつ 思考抑制、思考緩慢  返答のスピードでみる
うつ 発動性の低下
事象の忘却
側脳室体部の前部の右優位の拡大
海馬の扁平化
虚血性白質病変
理路整然とした語り口
アルツハイマー病に転換しつつあるMCI
側頭葉てんかんTLE 一過性てんかん性健忘
不完全な逆行性健忘と前向性健忘
発作中でも周囲からの刺激にある程度反応できる場合もある
発作中の全健忘は永続する
身体所見にかける 皮質性認知症
白質に小白質高信号が散在
右頭頂葉 半側失認 着衣執行 道迷い
左頭頂葉 失書 失算 手指失認 左右失認 構成失行(模写、立方体、積み木)
何かの段取りをつけようとして混乱してしまう
アルツハイマーではかなり初期から脳波基礎律動の徐派化がみられるが、FTDではかなり高度になっても脳波は驚くほど正常
右側頭葉に委縮中心を有するFTDでは非言語性の意味記憶障害に基づく相貌失認や環境音の失認、さらに感情障害、人格変化、脱抑制・紋切り型の社会行動異常が出現する。
思考緩慢と考え不精が同時
注意の狭細化
眼球固定であるが、頭位変換眼球反射は正常 核上性外眼筋麻痺
目を見開いて凝視するような特異な顔貌
思考緩慢 皮質下認知症
行動のすべてが、狭細化した注意と環境依存性の上に立脚
排尿に関した高度強迫的行動、多分に環境依存的、紋切り型、保続的
神経因性膀胱はPSPの比較的早期に出現
執着的・強迫的行動
歩行機能からは推測がつかないほどの高度の易転倒性
強迫的行動は強迫観念である心理的な葛藤はあまりなく、極めて環境依存的、自動的、かつ紋切り型である。前頭葉内側面・基底核に障害が強いときに見られる保続型紋切り型行動
PSPでは基底核、前頭葉投射系の障害に基づく認知障害がみられるが、前頭葉障害による環境依存的行動に、基底核障害による紋切り型行動パターンが加わり、それが強迫性を帯びた結果である。
おかれた環境によるMCI/VCIと認知症の区分線が変わってくることは十分予想される。
ヒントが有効 部分的には実行機能障害が記憶障害の原因をなしていると考えられる
発話障害と内言語障害 
発話障害で原因が末梢性なら構音障害、優位半球の前頭葉、中心前回なら発語失行。
内言語障害は失語=脳内の言語機能系の障害であり、言語表出性障害 言いたいことが言えない 受容障害 他人の話を理解できないとか他者の理解できない言葉をしゃべる 復唱障害は他の失語の一部症状として出現してくることが多いが、単独なら伝導性失語という。
この上位にイントネーション(韻律)がある
単語や事象の意味が単独に障害される場合は独特で 意味性認知症
読解障害
漢字書字における文字早期障害
LPA
上側頭回萎縮のADでは健忘失語が発症機転となる
empathy感情移入の障害
無計画性と誤りに対する無関心さ
言語聴覚的印象
口頭感情表出検査 昨日は来なかったのですね
economy of speech または電文体発語 必要最低限程度の語句しか使わないFTDに特徴的
衝動性を抑制する目的でSSRI
FTDではADLが保たれている比較的早期に尿失禁が出現しやすい。失禁に対する無関心の証である
季節感のない着衣
粗大な記憶障害はない
prosody
大脳皮質の非特異的グリオーシスを主要所見とするFTLD degeneration
言語性記憶と視覚性記憶指数に乖離がないことは記憶システム全体の機能低下を意味し、言語障害が原因で 記憶テストの成績が悪かったのではないと解釈できる
表層失読 意味を理解しないために数行の読み方音読して誤る
発話障害、実行機能障害、記銘力障害、錐体路・錐体外路兆候を併せ持った病態=皮質基底核変性症
会話の進行がよどむ
喚語困難というより思考緩慢
外周円と数列円の同時の認知が困難 同時失認の可能性
漢字が書けない 失語性失書× 失行性失書(左上頭頂小葉)+ 空間性失書(右頭頂葉)± 
思考緩慢を主体とする実行機能障害は 線条体ー前頭葉投射系の障害を反映
漢字の失書失読の責任病変として特徴的である左側頭葉後下部
右視野刺激の消去現象
同時失認は両側頭頂葉背側の障害を示唆
posterior cortical atrophy Balint症候群を呈する 実行機能障害(線条体―前頭葉投射系)には異常を認めない。
diadochokinesis
heel-knee test
CJD 局所欠落症状の重畳と全般性注意障害
開脚小歩 血管性パーキンソン症候群 PSP

急速進行性認知症
失語 若い 
NPHの歩行障害にもフェルラ酸 Mガードも
ドパコールチャレンジ 50mg 分2 副作用 妄想、浮遊感、吐き気が出たら直ちに半分カットするようあらかじめ介護者に指示
MCI
老年期うつ病、発達障害、側頭葉転換、遅発性パラフレニー などが鑑別疾患に当たる