感染症と特発性間質性肺炎の接点

コロナウイルス肺炎
・非定型肺炎 ウイルス肺炎 陰影の正体が悪ければ特発性器質性肺炎 COP cryptogenic
・典型的なphotographic negative of pulmonary edema 辺縁主体の浸潤影 逆肺水腫 慢性好酸球性肺炎やCOPを考える所見
・subpleural curvilinear shadow にもみえ やはりCOPを考慮 他塵肺特に石綿肺等も鑑別に
・発症直後は COVID-19の典型的な非定型性肺炎であるが、経過で 線維化が進行すると 薬剤性間質性肺炎を第一に考える所見である 小柴胡湯など漢方薬の副作用でみられるパターン。組織所見は線維化を伴った器質性肺炎
・画像パターンからはNSIP 非特異的間質性肺炎 を第一に考えるが、KL-6が経時的に上昇する。NSIPの急性増悪、または急性間質性肺炎 AIPも鑑別に挙げられ組織所見はdiffuse alveolar damage。急性線維素性器質化肺炎も鑑別に挙げられる
・CTにて明らかな陰影を認めずに酸素化が低下する症例あり、肺微小血栓がその病態 血痰を伴うことが多い