レニン、アルドステロンと高血圧

腎血管性高血圧

高血圧患者の初診
病歴聴取
二次性高血圧 睡眠時無呼吸症候群・腎動脈狭窄症・原発性アルドステロン症のスクリーニング
レニン、アルドステロン測定でレニンが高い場合は どう考えるか
血漿レニン活性 PRA
血中アルドステロン濃度 PAC
PAC/PRA比  ARR

座位ではPRA高値となる 午後は日内変動でPACが低くなる 
随時15-30分の座位後でもよい。ベストは午前10時までの30分臥床仰臥位。
ARR>200 PAC>120pg/mL 
利尿剤 β遮断薬は2週間 
MRA作動薬(ACE  ARB スピロノラクトン)は4週間休薬
利尿剤内服下では PRA上昇
ACEやARBはネガティブフィーバックでPRA上昇
β遮断薬はPRA抑制
カルシウム拮抗薬・α遮断薬は影響ないのでこれに置き換えてから測定を

高レニンの原因
腎血管性高血圧、レニン産生腫瘍、その他(腎細動脈障害に伴うもの)

MR拮抗薬3種 スピロノラクトン重度腎機能障害でも可、カリウム併用可、ミネブロ降圧効果高く、ステロイド骨格無し

せんい85ARB